こんにちは。

本日も当院ウェブサイトとブログをご覧頂きありがとうございます。

けんしょう門真鍼灸整骨院の分部です。

ここ最近頭痛を感じる事が多いなあ…

なんて事はありませんか?

このブログを書いている僕自身も頭痛までは無いにしても朝の起床時に頭がなんだか重く感じる日があったりします…

特別変わったことは何もしていないのに…

もしかすると感染症対策として頑張ってつけているマスクにより体が酸素不足になることで起きている症状かもしれません。

今回はこの2年間頑張ってつけているマスクで皆さんの体に何が起きているかをお伝えします。

最後にはゆっくり呼吸出来る体に戻していく為に自宅で行える呼吸の方法もお伝えしますね。

マスクを着用することにより体に起こる事

マスクをつけていることで感染症の予防にはなるのかもしれませんが、同時に体に起こっていることがあります。

それは普段通りの呼吸がしにくくなることによる「酸欠」状態です。

◎酸欠状態はなぜ起こる?

皆さんマスクをつけはじめた頃は息苦しさを感じていたと思いますが、2年も経つと慢性的に酸素不足となり、その息苦しさにも体は慣れてしまっています汗

単純に呼吸がしにくいと言う事もありますが、マスクをつけていると吐いた息がマスク内にたまることでその空気をもう一度吸うことになります。

となると、吐く息には二酸化炭素が多く含まれていますので、体に取り込みたい酸素量は少なくなりやすく「酸欠」状態になる可能性があります。

また、酸素不足になると脳は体に対して警告する意味で下記のような症状があらわれます。

頭痛

眠気

めまい

集中力・反応時間の低下

など

このような体の異変を感じていれば、もしかするとマスクを長時間つける事による「酸欠」が理由かもしれません。

◎酸欠状態になっていないかの呼吸チェック!

ではまず呼吸が適切に行えているかのチェックをしていきましょう。

①まずはいつもリラックスして行っている呼吸をします。

②次に息をゆっくり吐いた後に鼻をつまみ息を止めます。

③息を止めた状態で次に息を吸いたくなるまでの時間を計ります。

④息を止めていられる時間が30秒以上あればOKです。

逆に30秒以下の方は普段の呼吸が浅くなっているかもしれません汗

深呼吸よりも脱力した呼吸を

では最後にゆったりとした深い呼吸を行うための方法をお伝えします。

その前に…

皆さん深い呼吸をしようとすると、イラストのような深呼吸をイメージしますよね??

そうです。従来の深呼吸と言えば…

大きく胸を開いて勢いよく息を吸ってそれを吐く。ですよね?

体操の時にはこちらで構いませんが、普段リラックスしている時に行う方法としてひとつ落とし穴が…

それは「大きく胸を開いて勢いよく」の部分です。

そもそも呼吸は肺の下にある横隔膜を使って行われる運動です。

また、胸の中にある空気圧を利用して絶えず行われるものなので、

呼吸をゆったり深くしていくなかで胸を大きく開く必要はありません。

逆に胸を開いて勢いよく呼吸すると、首・肩・背中が緊張してしまい、ご自身で感じているほど深く呼吸は出来ていない可能性があります。

穏やかな呼吸でリラックスしていきましょう!

そこで!

今回お伝えするのは、小さい呼吸から段々呼吸を深くしていく方法です。

①先ほどの呼吸チェックと同じようにいつものリラックスした呼吸を行います。

②その呼吸のままで息を吐いたときに一旦息を止めます。

③息を止めた状態でいると吸いたい気持ちが強くなると思いますので、無理せずにそこで息を吸ってください。

④すると息を止めていたぶん、吸う空気量が先ほどより多くなっていることに気づきますか?

これでより自然に力まずに空気を取り込むことが出来ます。

⑤その調子で2〜3回ほど息を吐いた後に数秒止めてはまた息を吸うを繰り返してみてください。

※④・⑤の時にミゾオチの辺りが吸うときに膨らみ、吐くときにへこむ感じがあればOKです。

それが横隔膜の動きであり、首肩に力が入っていないゆったりした深呼吸になります。

◎まとめ

今回はマスク頭痛について簡単に解説しましたがいかがでしたでしょうか?

極端な話ですが、人間は呼吸が出来なくなると…

どうなるかわかりますよね。

呼吸が浅くなると、頭痛だけでなく様々な症状を引き起こす可能性があります。

そうならない為にも今回お伝えした呼吸を一日の間で何度か行って頂き、ストレスやマスクで強張った体をリセットするようにしてみてください。

また、屋外で人との間隔が確保できている場合はマスクを外して新鮮な空気を体に取り込んでいきましょう!

最後までご覧頂きありがとうございました。

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